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ホール大手5社による「パチンコ依存対策」について

2019年1月30日、株式会社マルハン、株式会社ダイナム、株式会社ニラク、株式会社夢コーポレーションおよび弊社をあわせた5社共同でパチンコ依存対策を推進していく事を決定しました。
2016年12月の統合型リゾート整備推進法案の成立以降、日本国内へのカジノ誘致の関心の高まりとともに、ギャンブル等依存への懸念も指摘されています。パチンコ業界においては、パチンコ・パチスロ産業21世紀会のガイドラインに基づき、「自己申告プログラム」「家族申告プログラム」「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」の設置など、様々な取り組みを実施しています。
この度、パチンコ依存への具体的な対策を推進するため、志を共にする5社が集まり、共同声明を発表しました。

(左から)株式会社合田観光商事 常務取締役 合田康広、株式会社ダイナム 代表取締役 藤本達司、株式会社ニラク 代表取締役 谷口久徳、株式会社マルハン 代表取締役 韓裕、夢コーポレーション株式会社 代表取締役 加藤英則

<共同声明 概要>
合田観光商事、ダイナム、ニラク、マルハン、夢コーポレーションは、パチンコ依存に対し、遊技を提供する立場として、より積極的な依存対策となる「予防」のためのアプローチに注力し、安心して楽しめるパチンコを提供いたします。そして、本日の取り組みの動画を一般公開し、全国のパチンコホールが更なるパチンコ依存対策に取り組むよう働きかけていきます。

<動画の一般公開について>
同日、ホール従業員55名(5社合計)を対象に、認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク代表理事の西村直之氏による講義と、依存対策に取り組むためのケーススタディーをあわせて開催しました。ケーススタディでは参加者が中⼼となり、依存を予防するためのホールにおけるお客様へのアプローチ案などを具体的に考え、協議しました。
講義・ケーススタディ・5社による共同声明の様子については、他のパチンコホール法人にも依存対策に取り組んでいただき、業界全体で社会問題の解決に励んでいきたいという思いから、 2月1日(金)よりYouTubeで一般公開しました。

YouTubeチャンネル 依存対策勉強会
https://www.youtube.com/channel/UChOOKvOWnL6kJ319eTWP53w/featured

<RSN西村代表からの総評>
認定NPO法人リカバリーサポートネットワーク代表理事 西村直之 精神科医

依存の対策というと、追い出す、制限する、病気ではないかといった話になってしまいがちですが、それでは人のプライドを傷つけることになります。人のプライドを傷つけないサポートこそが依存対策の基本であり、今回の勉強会を通じてみなさんが議論してきたように、どうすればその人の生活の役に立つことができるか、ホールに来てもらうことによる付加価値を考え、実際に行動していくことが必要です。 パチンコは公営ギャンブルと決定的な違いがあり、オンラインではなく、直接参加型です。自分の好きな店で、好きな台を打つためには、実際に来店しなければいけません。こうした人と会うことで成り立つ対人サービスにおいては、来店する事による満足感を得られるかどうかが重要です。 お客様にとって安全で、生活の役に立つ存在となるためには、パチンコのゲーム性や、従業員のホスピタリティの中にこそ価値があります。依存対策についても、こうした視点から取り組むことで、地域やお客様と良い関係を築いていっていただきたいと思います。

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